真宗大谷派 専念山 正法寺

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寺だより

第5回行いがわたしを導く時間行いがわたしを導く時間2020年10月02日

9月28日は、第5回「行いがわたしを導く時間」でした。


今回のテーマは、「「親鸞聖人」の絵を楽しもう」 でした。


今回は絵を楽しむということで、


報恩講/御正忌 ほうおんこう/ごしょうき の時に荘厳する、 御絵伝 ごえでん について紹介しました。


簡単な事を文章にしたものを穴埋め形式にし、


謎解感覚でみなさんにチャレンジしていただきました。


写経の時間では、


浄土真宗の七高祖(龍樹・天親・曇鸞・道綽・善導・源信・源空)、


赤本(正信偈)のページで確認。その後どこの地域の方なのかを拡大地図にて確認し、


内陣の七高僧の絵を実際に確認しに行きました。(行いがわたしをわたしを導く時間は


自分の目で見る、歩いていくも大切にしています)


実際に見たら、地域ごとに衣の描き方が違うことがよく分かります。


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これまで何十年も見て来たのに、初めて気づいた!なんて方も・・・。


その後、七高祖の名前を筆で書きました。


参加者は少なかったですが、各所で盛り上がりがあった回だったと思います。


文責:木村

第4回行いがわたしを導く時間行いがわたしを導く時間2020年07月31日

7月28日は、第4回「行いがわたしを導く時間」でした。


今回のテーマは、「仏具を磨いてみよう(お飾りを知る①)」。


ご自宅の仏具を磨くということで今回の参加者は15人でした。


いつも通り住職の正信偈のお勤めの後に、磨き方の動画を見て、2つの班に分かれて磨きました。


磨き方は、ピカールを布に付けて真ちゅうの仏具を磨くと言う作業でした。


暑い中でしたが休憩を挟みながら、和気あいあいと出来てたかと思います。


お寺の仏具も一緒に磨きましたので、すごくピカピカになってます。


正法寺にお見えになる時やお盆の法要時などに御内陣の仏具を見ていただけたらと思います。


今回はピカールという液体を使いましたが、ALBONテガールなど別の研磨剤でも磨けますので、


ご自宅の仏具にあった方法をもう少し説明出来たらなと思いました。


今回の事を参考に、これからご自宅でのお磨きも頑張ってください。


文責:木村


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第3回行いがわたしを導く時間行いがわたしを導く時間2020年06月30日

6月28日は、第3回「行いがわたしを導く時間」でした。


今回のテーマは、「自分自身を知ろう」。


坊守が現在学んでいる「グリーフケア」の学びをヒントに、


二つのワークと少しの分かち合いの時間も設けました。


グリーフと言う言葉は、はっきりとした日本語訳をされずに


グリーフという言葉のまま日本でも広がってきているようです。


わたし(坊守)が学んでいるリヴオンさんでは、


「大切な人、ものなどを失うことによって生じる その人なりの自然な反応、


感情、プロセスのこと」と説明されています。


今回もそちらを紹介しながら、


グリーフでの影響を4つの方向から説明したのち、


簡単なアートワークをみなさんにトライしていただきました。


内容は、できればぜひ来年参加していただく、ということでここには


詳しく書きません。


ワークの後は、4名ずつに分かれ、自身のグリーフ体験について3分ずつ


語ってもらいました。


普段はお寺の行事でバタバタな中ですので、こういう風に自分の人生についての


分かち合いの場というのは取れてこなかったように思います。


講座の最初には、グリーフケア講座の先生でもある尾角光美さん著、


「なくしたものとつながる生き方」も紹介しました。


尾角さんの思いや、これまでの行動がこうして日本の隅っこのお寺の活動にも


届き、新しい場の可能性が開いた事を身体で実感できる講座だったと思います。


尾角さん、そして参加してくださった皆様、ありがとうございました。


これからも今回のことを参考に


こういった場の創造にチャレンジしていきます。


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第2回行いがわたしを導く時間行いがわたしを導く時間2020年05月29日

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1.行いがわたしを導く時間(5月)内容



①通常タイム   13:30~13:45  


正信偈お勤め(ご門徒の方がされた) 称名念仏 5回


②正信偈書写   13:45~14:00 


 ・「無」の書き順


 ・「口」「国」の基本的な書き方 


③正信偈解説   14:00~14:30 


 「正信偈」の成り立ちについて


④ブレイクタイム 14:30~14:40  


 「ありがとうソング」を聴こう!


※本日は次回の参加者から「Jupiter」「花は咲く」アニメ声優Ver.が。


⑤ワークタイム  14:40~15:30 ワーク「正法寺の歴史を知ろう」


称名念仏 5回  


2.正法寺の歴史を知ろうワークについて


主な流れ


①本堂の阿弥陀さんについて


問.なぜ本堂では真ん中でしゃべらないのだろう?
そもそも真宗の寺院は、


阿弥陀如来を中心にする場所ということの再確認をまずしました。


②大村の歴史と仏教


○純忠前と純忠後 (資料在り。プリントと写真)


古くから大村には山村を中心にたくさんのお寺(ほぼ真言宗中心)があったことを、


地図や現在の地名などと照らし合わせながら説明。


その後大村純忠がキリスト教布教のため廃仏したこと、


明治政府による廃仏毀釈によってさらにお寺は減少し、


大村にはかつてとは違い主に街道沿い中心にお寺が残っていることも確認しました。


○実際に見てみよう!足を動かしてワーク



正法寺のすぐそばにある公園がかつてお寺であったことを示す立て看板を実際に歩いて行って確認しました。


③正法寺に言い伝わって残っている歴史料を見よう


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3.参加者の声


■ 歴史を学ぶことは地元愛に成ると思います。楽しいものでした。


■ 正法寺の歴史はとても興味深く、大村のキリストと仏教の流れも勉強になった。


初めて聞くことばかりで、このような時間をすごせるのもいいかなと思いました。


■ とても良い会でした。正法寺を建立した人の名称がハッキリわからなかった。


昔の布教をしたという正法寺はすごいですね。どのようにしたのか知りたかった。


■ いつも通る道のこと、良い勉強になりました。


第1回行いがわたしを導く時間行いがわたしを導く時間2020年05月01日

いよいよ行いがわたしを導く時間

(親鸞聖人ご命日のつどい)が始まりました!!


第1回目のメインテーマは、「作法を知ろう」でした

事前に何名かは来られるように連絡をいただいていたものの、

全国へのコロナに対する緊急事態宣言の影響もあり、

お寺の者以外の出席者は1名となりました。

このような状況下に参加くださり、感謝いたします。


今回のメインワークは「作法を知ろう!」でした。

メインワークの前には、

通常プログラムとして以下のことを行います。


・正信偈のお勤め

・正信偈の写経

・正信偈の解説

・ありがとうソングを歌おう(本日は、聴こう!にしました)


ありがとうソングを歌おう、というのは

自分にとっての「報恩ソング」を考えてみよう!

というワークです。


真宗寺院にとってもっとも大切にされてきた行事に、

「報恩講法要」というものがあります。


実はこの法要、宗祖親鸞聖人のご命日法要でもあり、

その日にちが11月28日であることから、

この「行いがわたしを導く時間」を設定している

28日は、そこから来ています。


「報恩」という言葉は、親鸞聖人への感謝、また聖人の前に

浄土真宗の教えに通ずる教えを繋いでくださった方々への

感謝ということが大きくかかわっており、

おかげさまでという気持ちから勤めていく法要であります。


しかしお寺へのかかわりが浅い方が、急にそのことを理解して

表現していくというのは大変に難しいことです。


ですからまず、身近な方との関わりの中で生きている、生かされている

自身を思い出したり、「ありがとう」や「おかげさま(報恩)」

の心を身体で感じていくために「ありがとうソング」コーナーを設けています。


実は今回の前に、「行いがわたしを導く時間」プレ講座を開き、

その時に「ありがとう」や「おかげさま(報恩)」を感じられる曲を

日本の歌謡曲から選んでいくワークをしました。


本日はそこで選び抜いた!次の三曲を歌詞を見ながらじっくり聴きました。


①夏川りみ「涙そうそう」


②さだまさし「Birtday」


③山口百恵「さよならの向う側」


参加者も少なく本堂も広いので、縁側に座ってゆっくり曲を感じ、

「ありがとう」の気持ちを味わいました。

今後はこの体験をされた方がまたご自身にとっての

「ありがとうソング」を探していただき、

いろんな曲を聴いていきたいと思います。


そして、メインワークの作法では、


本堂に入堂するときは?

合掌の綺麗な所作とは?

経本の持ち方とは?

焼香の所作は?


などをお伝えしたり、みなさんでそういうふうに決まっていること

の理由を考えたりしました。

その後の質問コーナーでは、


・正座からの立ち方(武士道の立ち方とは違う。。。

・お勤めの時の合掌のタイミングなど


などの問いもあり、最後まで充実の『おこみち』(行いがわたしを導く時間)でありました。


来月のメインワークは

正法寺を知ろう【住職による歴史講話】です。


正法寺の歴史って、知っているようで知りませんよね。

ぜひ、みなさん一緒に学びましょう!


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