「今の自分を花などの植物にたとえると、何ですか?」 私は椿を選びました。
こんにちは、正法寺法務員の谷です。
11月28日(木)『花をいけてみよう ~お花を生けるちょっとしたコツ~』を行いました。
【ナムアミダブツ】というお念仏と正信偈のお勤めから月一報恩講は始まります。
( 書写はお休み。テキストはこちら → 『書いて学ぶ 親鸞のことば 正信偈』 )
お内仏(仏壇)にお花をお飾りする時、そのまま花瓶に挿していませんか?
そんなあなたに来て、見て、経験して欲しい回です!
今年も住職による立花(りっか)の説明、直真立花(すぐしんりっか)の指導が行われました。
個人的に参加者の反応が大きかったと思うポイントは、
①お花をたてるため(花留め)のこみ藁の代用、安価なストロー!(クキなどが細いものもストローに挿せる!)
②真(一番高い山、一番高い所)は花瓶に対して三倍の高さにするとお花がキレイに見えることから、
仏教で最上とされる白いハスに関連付けて、真は白いお花がオススメ!
③真から水の流れのように挿していき、水際の所はクキやストローが見えないようにお花で隠す!
実践する前にそれぞれイメージしながら、話を聞いておられました。
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坊守のラジオ『BMナム子のお寺のキッチン』好評配信中!開始から半年、150回を超えました!
バランスを見ながら、そして水の流れを意識しながら少しづつ挿していきます。
生け終わると普段とは違ったお飾りの出来上がり、そしてお花はご自宅に持ち帰ることが可能です。
お花を生けることもそうですが、お内仏のお飾り一つひとつに大切な意味があります。
様々な機会を用意しておりますので、少しづつ知って頂けたらなと思っております。
今月のお香 『沈香&安息香 極上』 今年最後となる至極の逸品
参加者の感想:高級線香のかおりがします・時間がたっぷりある時にかげたらと思いました
今月のお茶 『はちみつ紅茶(ホット)』 花のみつがはちみつになるまでの過程、自然ってスゴイ!!
参加者の感想:はちみつ入り紅茶甘くて、え~っ甘茶?って思ってしまいました、おいしかったです。
・はちみつ紅茶、おいしかったです、おかわりしました♡♡
最後に坊守から、
今年も一年、月一報恩講「行いがわたしを導く時間」へ参加して頂いたことへの感謝の言葉と、
引き続き次回への参加を、一回でも、途中からでもいいのでとお願いをして終わりました。
来年も皆様のご参加お待ちしております。
文責:谷
いかにして月一報恩講「行いがわたしを導く時間」は、お香道と呼ばれるようになったのか...!?
こんにちは、正法寺法務員の谷です。
10月28日(月)『お線香を作ろう ~自分だけのオリジナル線香作り!~』を行いました。
【ナムアミダブツ】というお念仏と正信偈のお勤めから月一報恩講は始まります。
( 書写はお休み。テキストはこちら → 『書いて学ぶ 親鸞のことば 正信偈』 )
昨年から月一報恩講に追加され、人気を博したお線香作りは今回も大人気!
毎月手作りお線香を用意するほどのお香道を歩む住職による丁寧な解説。
お香の歴史、代表的な香木、香料の特徴などを資料としてお配りしました。
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ベースとなる香木、たくさんある香料選び、資料片手にどうしたらいいのやら...
ご安心ください、そんなあなたのために!
今年は配合例だけでなく、住職がすでに調合したものも用意しました。
調合する方には分量はアバウトで大丈夫、その違いがオリジナルになりますと伝え、お線香作り開始。
昨年の経験と竹グシなどの道具も追加された今回のオリジナルお線香作りの結果はいかに...
今月はお線香作り ↓ 香原料には漢薬(漢方)が使われているので、薬茶として飲むことも ↓
参加者の感想:硬さの調節が少しむずかしかったです、来年は自分で調合してみたいです
・集中できて、自分と向きあえる時間になりました
今月のお茶 『お香の入った茶 (薬種茶)』桂皮・大茴香・丁子・生姜・小豆蔲・沈香
参加者の感想:香りが鼻からぬけるような味で体が健康になる気がしました・不思議な味でした
混ぜ上げたオリジナルの香を、棒状にポンプで押し出していく作業に取りかかる皆様。
水分が少ないと硬くて苦労することは経験済み、水分は気持ち多めでお願いしました。
トラブルなくスムーズに押し出していく皆様、竹グシを使ったテクニックも住職が実践して紹介。
乾くのが楽しみとの声の中、無事に終了、それぞれどんな香りになったのでしょうか?
満足するも、イマイチと感じるも、それもまたお香道...ですッ♪
次回の月一報恩講「行いがわたしを導く時間」は、
11月28日(木)
『花をいけてみよう ~お花を生けるちょっとしたコツ~』
の予定です、皆様のご参加お待ちしております。
※花鋏(花切りハサミ)がある方はお持ち下さい。
そして・・・
12月5日(木)~8日(日)
『親鸞聖人ご命日法要 正法寺報恩講(5日は帰敬式)』
の予定です、みんなでつくる報恩講へ!
こちらも皆様のご参加お待ちしております。
文責:谷
「人間は煩悩をもつ身ではなく 煩悩でできている身」 【法語行灯(ほうごあんどん) 京都 東本願寺】
こんにちは、正法寺法務員の谷です。
9月28日(土)『釈尊絵伝すごろく 煩悩 ~釈尊の生涯を知ろう!~』を行いました。
【ナムアミダブツ】というお念仏と正信偈のお勤めから月一報恩講は始まります。
そして書写タイム。テキストはこちら → 『書いて学ぶ 親鸞のことば 正信偈』 )
まだまだ暑さを感じる本堂で、心静かに親鸞聖人の言葉と向き合いました。
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さて今回は『釈尊絵伝すごろく 煩悩』というボードゲームを遊びました♪
このゲームは前半で様々な煩悩を抱え、後半では煩悩を徐々に捨てていき、ゴールまでに煩悩をなくし、
涅槃に至ることを目的としています。(煩悩カードというカードがマスの効果などによって増減します)
またスタートからゴールまでの道のりで、釈尊の一生を学ぶことができる内容となっており、
「経典に記される釈尊の生涯を多くの方々に知ってもらいたい」という思いをもとに製作されています。
ゲームの決着も、早く上がった人が1位という本来のすごろくとは違い、
手持ちの「煩悩カード」の枚数で順位が決まっていくという一風変わったルールとなっています。
煩悩(カード)を捨てていくのが特徴のこのすごろく、果たしてその結末は・・・
今月のお香 『ラベンダー&イランイラン』 煙の少ない線香
参加者の感想:やさしくてさわやかな香りでした・甘い香りで好きなお香でした
今月のお茶 『アイス!!青ウーロン茶』 ホットと違うかな?
参加者の感想:さっぱりしておいしかった・少し苦みがありましたがいつものお茶と違っておいしく感じました
今回は4チームに分けて挑戦し、見事1チームが煩悩カード0枚の涅槃に至る結果に。
印象的だったのは、煩悩カードを捨てる際に、どの煩悩を捨てるか吟味されている皆様の姿でした。
(108枚の煩悩カードには108種類に分類された煩悩と分かりやすい解説がそれぞれ添えられています)
実はこのゲーム、煩悩カードが残った場合は引き継いで改めてスタートからゲームを行うことが推奨されています。
しかし、私たちはお念仏の教えをいただく身、煩悩をかかえたまま阿弥陀仏の本願に救われる道でございます。
残った煩悩カードの枚数にかかわらず、全てのチームに救いがあることを改めてしみじみ感じました。
煩悩について、それをなくしていくことの難しさ、釈尊の歩みや伝説、お念仏のありがたさなどなど、
ボードゲームを楽しみながら、皆様色々と感じることがあったのではないでしょうか。
次回の月一報恩講「行いがわたしを導く時間」は、
10月28日(月)
『お線香を作ろう ~自分だけのオリジナル線香作り!~』
の予定です、皆様のご参加お待ちしております。
文責:谷
ほこりを払い、汚れを磨く。輝く仏具に映るのは、南無阿弥陀仏に包まれているあなたです。
こんにちは、正法寺法務員の谷です。
7月28日(日)『仏具を磨こう ~お家の仏具、光ってますか?~』を行いました。
【ナムアミダブツ】というお念仏と正信偈のお勤めから月一報恩講は始まります。
ただ今年も暑さと時間の都合で、念仏のあとは正信偈にかわって真宗宗歌を歌いました。
真宗大谷派勤行集(赤い本)にも載っており、お持ちでない方もお寺に用意されていますのでご安心ください。
( 書写もお休み。テキストはこちら → 『書いて学ぶ 親鸞のことば 正信偈』 )
「帰命尽十方無碍光如来」や「南無不可思議光如来」という名号をご存知でしょうか。
名号とは「南無阿弥陀仏」であり、仏のお名前であり、私たちに届けられている仏のはたらきです。
誰ひとりもらさず、あらゆる方向へ尽きることもなく、さえぎられることもなく届く不思議な光の仏さま。
その光や阿弥陀の浄土の功徳を表すために金色に輝いているのが、浄土真宗の本堂やお内仏(仏壇)です。
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本堂やお内仏(仏壇)など日頃どんなに丁寧に扱っていても、汚れはつきもの。
お掃除をして、仏具の汚れを落とし、輝きを取り戻すため大事にされてきたのが「おみがき」なのです。
仏具は真鍮(黄銅)という金属製のものがほとんどですので、金属磨き用の研磨剤を使って磨きます。
住職が研磨するために使われる硬い物質の代表を問うと「ダイヤモンド!」と声が上がり、
しかしながらおみがきでダイヤモンドを使うのは高価すぎると話すと笑いが起きていました。
お馴染みの研磨剤にはアルミナ系と呼ばれる素材が入っております。
ダイヤモンドに次ぐ硬さがあるらしく、それでいて比較的安価なことに驚きました。
今月のお香 『荷葉(かよう)』 平安の香り
住職の声:大河ドラマの舞台でもある平安時代、その頃にあったお香のレシピ本を参考に2種類作りました。
今月のお茶 『ジャスミン茶』 ルピシアより
坊守の声:暑い日なのでアイスティーにしてみました。苦みやクセがあるので好みが分かれそうです。
暑い中にも関わらずたくさんの方に集まって頂きまして、「おみがき」を行うことが出来ました。
どうか「おみがき」と、この輝きが次の世代にも繋がっていきますように。
皆さま、本当にありがとうございました。
次回の月一報恩講「行いがわたしを導く時間」は、
9月28日(土)
NEW!『釈尊絵伝すごろく 煩悩 ~釈尊の生涯を知ろう!~』
の予定です、皆様のご参加お待ちしております。
※ 8月 月一報恩講(おこみち)はお休みです。
文責:谷
『死』と真剣に向き合ってみたら、 "今、ある" こと全てが、尊くて儚くて、愛しいと思った日。
こんにちは、正法寺法務員の谷です。
6月28日(金)『死の体験旅行 ~自ら命を終えていく過程を疑似体験しよう~』を行いました。
【ナムアミダブツ】というお念仏と正信偈のお勤めから月一報恩講は始まります。
( 書写はお休み。テキストはこちら → 『書いて学ぶ 親鸞のことば 正信偈』 )
『死の体験旅行』の講師として、大村市にある浄土宗長安寺にお勤めの吉田武士さんにお越しいただきました。
十回念仏を称(とな)えることを「十念」と言うこと、全員で十念する「同称十念」のやり方、
そして念仏で大事なことは「口に出すことです」と、まず教えてくださいました。
「同称十念」と「正信偈」、法然上人と親鸞聖人がふと浮かび、個人的に感慨深かったです。
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坊守のラジオ『BMナム子のお寺のキッチン』好評配信中!(トップページからも聞くことが可能です)
『死の体験旅行』はターミナルケア(終末期医療)に関わる看護師向けに海外で行われていました。
死を間近にした患者と向き合う仕事をしているスタッフが、自らの死を疑似体験することで、
患者の気持ちを感じること、丁寧に寄り添うことを狙いとしたワークショップといえます。
10年ほど前から日本でも行われ始め、自分の命や死について真剣に考える内容であることから、
一般向けにも行われるようになり、「終活」の一つとして参加される方も増えているそうです。
内容について触れることは控えますが、参加者の多くが貴重な体験が出来たとの感想をいただきました。
まだ参加したことがない方は、機会があれば是非参加してみてください。
今月のお香 『咖喱坊主(カレーぼうず)』 タニ沈香らしい辛さと苦さ
参加者の感想:カレーの香り♡・カレーが食べたくなりました♪...など。
今月のお茶 『香る紅茶』 嬉野 副島園
参加者の感想:うれしの紅茶おいしかった・飲みやすい味でした...など。
見える、香りがする、味がする、聞こえる、感じる、五感を刺激するお寺時間。
次回の月一報恩講「行いがわたしを導く時間」は、
7月28日(日)
『仏具を磨こう ~お家の仏具、光ってますか?~』
の予定です、皆様のご参加お待ちしております。
※エプロン・軍手があるとありがたいです。
文責:谷