6月28日は、第3回「行いがわたしを導く時間」でした。
今回のテーマは、「自分自身を知ろう」。
坊守が現在学んでいる「グリーフケア」の学びをヒントに、
二つのワークと少しの分かち合いの時間も設けました。
グリーフと言う言葉は、はっきりとした日本語訳をされずに
グリーフという言葉のまま日本でも広がってきているようです。
わたし(坊守)が学んでいるリヴオンさんでは、
「大切な人、ものなどを失うことによって生じる その人なりの自然な反応、
感情、プロセスのこと」と説明されています。
今回もそちらを紹介しながら、
グリーフでの影響を4つの方向から説明したのち、
簡単なアートワークをみなさんにトライしていただきました。
内容は、できればぜひ来年参加していただく、ということでここには
詳しく書きません。
ワークの後は、4名ずつに分かれ、自身のグリーフ体験について3分ずつ
語ってもらいました。
普段はお寺の行事でバタバタな中ですので、こういう風に自分の人生についての
分かち合いの場というのは取れてこなかったように思います。
講座の最初には、グリーフケア講座の先生でもある尾角光美さん著、
「なくしたものとつながる生き方」も紹介しました。
尾角さんの思いや、これまでの行動がこうして日本の隅っこのお寺の活動にも
届き、新しい場の可能性が開いた事を身体で実感できる講座だったと思います。
尾角さん、そして参加してくださった皆様、ありがとうございました。
これからも今回のことを参考に
こういった場の創造にチャレンジしていきます。