自由花は洋風の場所にも合わせられるので生けられるようになりたい!
と思うものです。が、自由というのは意外に難しいものです。
今回の花材にはメインとしたいグリーンカラーが三本あったのですが、
最初私(坊守)が生けた際、三本を花束のような立て方で生けました。
そこで先生よりいただいたアドバイスが、
「同じ花材を生ける場合は、前後や斜めにその花材を振って間合いを設けると
単調にならない」ということでした。結果出来上がったのが写真のような自由花です。
写真では奥行きが伝わりにくいですが、
花束のような単調さから離れ、文字通り自由な雰囲気になりました。