よくある質問2015年12月11日 - 「御文(おふみ)」って何ですか?
本願寺第八代蓮如上人が、ご門徒たちに宛てた「御手紙」で、真宗の教えがわかりやすく、しかも簡潔に書き表されています。
当時(室町時代)の「御文」は、ご門徒に広く公開され、法座につらなった読み書きができない人々も、蓮如上人の「御文」を受け取った人が拝読するその内容を耳から聴いて、聖人の教えを身に受け止めていかれました。
その中から八十通を五冊にまとめた「五帖御文(ごじょうおふみ)」が最もよく知られています。
法要の際は僧侶が外陣に降り御文を読み上げます。
参詣者はハイ読者が御文を頂戴するのに合わせて頭を下げ、頭を下げた姿勢のままお聴きします。