久しぶりに学習会について。
現在正法寺では毎月二つの学習会を開いています。
最近この学習会に参加するメンバーが少しずつ増えています。
一つは『正信偈』について。もう一つは『歎異抄』。
両方とも一般的な書物に比べると、とっつき難いかもしれませんが、
分かり易いテキストや、解説のプリントなどを用いながら進めており、
通われている方からは一つ一つ丁寧で理解しやすいとの感想もいただいています。
真宗の学びは難しいと言われることがあります。
実際に触れていく言葉が漢文や和文であるので身近に感じ辛いのかもしれません。
しかし学んでゆく言葉の数々は真実であるからこそ現在まで残り、
長い時を経て伝わってきたことも事実。
その言葉と向き合うのは少々の苦労があるかもしれませんが、
向き合った言葉が身の中で血となってはたらき出す時がある。
その時を楽しみにしながら、皆で歩みを進めていけたらなぁと思います。
言葉で迷い、言葉で傷つくわれわれ。
覚っていくことができる言葉に出遇いたいですね。今月の掲示板参照。
(坊守)

6月4日は正法寺キッズの日。
前回の花祭りから登場の島田さんも一緒に始まりました
まず自己紹介カードを皆に記入してもらい、それを一旦こちらで回収し、
名前を伏せて項目を読み上げながらその人物を当てる〝人物当てゲーム″
からのスタート。「誰のことかなぁ?」と考える時間はワクワクしたようでした
次は紙芝居。今回の紙芝居、ナレーションや紙めくりは坊守が子供の目の前で
するものの、親鸞様と、弁円(べんねん)役の役僧二人は見えない裏手に隠れて
喋るという少々工夫を凝らした形で行いました。
本堂の上から聞こえてくる親鸞様と弁円のなぞの声に心を奪われた子供達
「弁円ってほんとうにおった人??」と終わった後も気になって仕方ない様子でした。
→ここまでの記録坊守。
→ここからは役僧原田。
その後は宝さがし、座布団取りゲームや前にやった妖怪バスケットをして遊びました。
そしてゲームをするにあったて坊守が子どもたちに言ったのは「泣いたら失格」。
ゲームをするということは必ず勝敗が決まります。
なので負けたとしてもそれを受け入れるようにすると言うことでこのルールができました。
でもやっぱり泣く子は出ました
ひたすら泣いていました。受け入れることができずに。
しかし人生というものは思い通りにはいかないことだってあります。
それを受け入れ立ち向かうことが大切なことですし、何より他の子の迷惑になり楽しいもの
がつまらないものになるかもしれないからです。
それでもやっぱりまだ子どもです。ずっと泣き喚いていました。
でも最後にはみんなが楽しかったと言ってもらえてとても嬉しかったです。