報恩講でお出しした
「焼き餅のおろし大根がけ」
簡単でシンプルですが、おもち本来の味がしっかり
伝わります。
① めんつゆを温める(必要な場合は希釈をしてから)
② 大根をおろした後、①に加え加熱する
③ 餅を焼く
④ 水菜などの青物をゆで水を切り、適当な大きさに切る
⑤ 焼いた餅を②に加えお餅が柔らかくなるまで適度に加熱する
⑥ ⑤を皿に盛りつけ、④を添える
お餅が固くならないうちにどうぞ・・・
今回は坊守がレシピを選択・記録しましたが、今後は奉仕の方に
お願いしたいと思っております。(坊守)
先日「洗心会」の役員さん方とお話ししていた時、
お斎に出す料理のレシピを写真に撮って記録したいとの声がありました。
女性が主なメンバーの台所奉仕ではありますが、様々な方に
参考になるような記録になればと思います。
12月1日~12月5日まで報恩講が勤まりました。
昔から真宗寺院の一年は報恩講に始まり報恩講に終わる。
と言われています。報恩講は宗祖親鸞聖人の御命日の法要です。
この法要は準備から数えると10日近くの日時を要します。
それだけ真宗寺院が重く受け止め、大事にしてきている法要です。
今回はお斎の部屋に机と椅子も購入しましたし、
これまでとは少し違った雰囲気で新たなスタートの法要でもありました。
ご講師には八女市星野村より樋口不可思先生がお越しになりました。
先生が、
「時代につれ家の中でどんどん大きくなってきたのがテレビで、それに比べて
どんどん小さくなってきているのがお内仏(仏壇)だ。」
と仰っていました。我々は何を中心に生きているのか、日々確かめて
いないと気づかぬうちに何かにすり替わってしまうのかもしれません。
正法寺は阿弥陀如来のご本尊を中心にすえて歩む真宗寺院であり続けたい、
当たり前のことですが、その思いを再確認した報恩講となりました。
↓ 大逮夜の法話の様子。